最近、各種ゲーム動画や記事を読んでいて、気になることが多くなってきたので。

シューティングゲーム等で、「ここにいればほとんど攻撃が来ないので覚えておいて逃げ込む場所」のことを”あんち”と言いますが、これを漢字で書くと”安地”になります。”安置”ではありません。

安地とは、交通用語の”安全地帯”を省略したもので、元々は標準的な日本語には無い造語です。シューティング全盛の頃は、省略せず安全地帯が使われることも多くありました。

一方、安置はあまりネタにしない方がよさそうな言葉です。

ゲームメディアは未だに立場が弱く、ゲーム用語は日本語としてはなかなか認知されないのでこういう辞書に載らない言葉がある場合があります。確か、何年か前までは連射も変換できない言葉でした。正しい日本語としては本来は速射ないし連打で、ゲーム用語として最近認知された言葉のはずです。

一昔前は、まだ紙メディアに需要が多かったのと、言葉の成立過程を知っている世代が多かった関係で、きちんと安地と表記されていましたが、最近は安置をよく見かけます。

あと、半安地という用語もあるのですが、これを半安置と書くと何か変な気がするんですよねw


コメント

nophoto
SEさん
2010年2月7日20:31

 某カードゲームで、基本セットなどにカードが再登場することを「採録」と書く人が多いのですが、これも正確には「再録」ですね。パソコンのFEPで初めてその単語を変換する際に、ネットや辞書などで調べて正しく変換(学習)させていれば、その後は便利に使えるはずなのですが。

KEM
2010年2月8日2:18

誤変換ネタだと、アーマードコアで○逆関節×逆間接とか、他にも色々ありそうですね。

安地の場合は、そもそも普通の日本語ではないので変換候補に絶対出てこないというのが話をさらにややこしくしています。

回避運動をし続けなければならない半安地を半安置と書くと…アンデッド!?
KEM

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