懐かしのゲーム、エクセリオン

友人と以前、基板談義になった際に話題にしたら、安く売ってるのを見つけてきてくれた。
元々自分はファミコン版しか遊んだことがなくて、アーケード版は面白そうだと思いつつも思い入れが無いせいもあり、存在を忘れかけていたが…。

EXERION　1983年/ジャレコ

ムーンパトロール、ペンゴ、ハイパーオリンピック、ゼビウス、マッピーといった辺りのゲームと同時期の作品。
カプコンが第一作を出すのが84年だから、相当古いもの。
ところが、確かにドットや色数は古さを感じるものの、綺麗に多重スクロールする背景や、
やたらパターンの細かい敵キャラのアニメーションは、もっと後年のゲームじゃなかったのかと錯覚するほどの力作。
27年という時を超えて、製作者の愛がひしひしと感じられる。
独特の慣性のついた自機の動きも面白いし、残弾管理をしながら使う強力な武器の戦略性と爽快感など、
制約の多かった時代によくぞここまでと感心してしまった。

こういうゲームに出会うたびに、つくづく、ゲームの良し悪しってのは単純な話じゃないんだなと思う。
27年前の技術でも、美しいと思える画面が作れる。
そうかと思えば、今の最新の技術でも、手抜き加減にうんざりする画面も作れてしまう。

プレイ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7878738
実機ではもうすこし滑らかにアニメーションしています。
背景が高速で左右に動く感じがちょっと伝わりにくいかも。