またしてもガンダム

私は実はあんまり0083って好きじゃないのですよ。

大好きな初代と、設定の細かさが半端ないZの間に不用意に踏みこんだっぽい感がどうにも拭えないです。

でも、逆の発想をすれば、色々なトンデモ妄想ができて楽しかったりもします。
その辺の一例を軽く。

「アナベル・ガトーは実は結構凄いニュータイプである」

ガンダムの世界観として、NTというものは研究はされているものの未知の部分のほうが多いというものがあります。
誰もシャアの反乱のときアクシズがどうやって軌道を逸れたのかは詳しくは説明できないのですよ。
サーベルが伸びたりビームを弾いたりしますしね。
NT研の連中が観測できない現象がどれだけあっても不思議ではありません。
となれば、ガンダムの登場人物は皆、作中ではたまたま見せなかっただけで結構NTの素養はあってもおかしくないのです。
WB隊の皆がアムロの声を聞けたように、どこからどこまでがオールドタイプとか区別できるものでもないですし、体調や精神状態で派手に能力が変動しても不思議ではないと考えてもいい気がします。

で、話を戻すと、ガトーがNTなら色んなことが丸く収まるのですよ。

ノイエジールの有線腕はそのほうが自然です。

ミノフスキー干渉下でも飛ぶミサイルはファンネルミサイル的なものということに出来ます。

そもそもネオジオン製の決戦用MAがサイコミュを積んでないほうがおかしいでしょう。
一般用の重MAはジャムルフィンを量産する計画のはずなので、稼働するMAはNT用の試作機のほうが可能性が高い気がします。

ニナはNTの共感のせいでガトーに言い表せない好意を持って忘れられなかったんじゃないでしょうか。

なぜ、最後にコウは見逃されたのでしょうか？
気絶して殺気が消えたことをガトーはNT能力で瞬時に読み取って剣を引いたのでは？
コウのことを深く理解したからこそニナを託すべく止めを刺さなかったのかもしれません。

ガトーファンの方、どうです？
一度、ガトーはNTと前提にして観直してみると面白いですよ。