アーケードスティックの欠点?
2010年11月12日 アーケードスティック関連 コメント (4)そういう検索ワードを見かけたので、軽く触れてみたいと思います。
基本的には、アーケードスティックには「慣れ」以外の部分でパッドに譲る部分は殆どありません。
自分がアーケードスティックに本格的に移行したのは高校生になってからですが、
今からパッドに戻る気にはならないというのが正直な感想です。
ただ、パッドのほうが良い点もゼロではないので明示しておこうと思います。
・値段が高い
諦めてくださいwコストパフォーマンスという点では実はいい勝負だったりします。
アーケードスタイルは丈夫ですし、どこか壊れても自分で修理が利きます。
・寝転がってプレイできない
当たり前ですね。
ゆるいスタイルの非アクションゲームならパッドで遊びながらポテチ食べたりするのも良いでしょう。
冬場ならコタツとのスーパーコンボも強力です。
・同時押し上限数の問題
やっとまともな理由ですw
人間の指の数に限界がある以上、左手をボタン押しに動員できるパッドのほうが良い場合というのは出てくる可能性があります。
ただしこれはプレイステーションスタイルのような左手を活用するボタン配置のパッドでないと有り難味がないでしょう。
アーケードスタイルが3ボタンまでの操作が快適な反面、4ボタン以上はやや難しく、6ボタン以上は困難なのに対し、
パッドは6-7ボタンまでなんとか対処可能です。
ただし、6ボタンをそれぞれ連打できるかと言われればNOですが…。
例えば、アーマードコアシリーズのようなゲームではパッドが無難でしょう。
注意点:アナログレバーやアナログトリガーについては、パッドの優位点にならない場合が多々あります。
アナログトリガーはただの2段階検出、レバーは2段深度32方向レバー程度にしか利用していないゲームが非常に多く、
ゲームの設定でいじれるならトリガーはボタン二つに分ける等したほうがレスポンスが良くなる等の事例は多々あります。
32方向レバーにしても、8方向に対してどの程度優位性があるのか怪しいゲームは非常に多いです。
また、本当にアナログ操作についてよく作りこんだゲームでは、フライトシム用のアナログ操縦桿タイプのコントローラーが良い場合もあることを付け加えておきます。
アナログデバイスがパッドであっても非常にコストパフォーマンスが悪いことも忘れてはならない点です。
PSのデュアルショックやWiiのリモコン(ポインティングデバイス)がゲーム性にどの程度貢献しているのかについては、
あまり評価できないというのが私個人の意見です。
正直普段ゲームを遊ばない人への客寄せパンダ的要素がメインではないかと。
自分の愛用のPC用ゲームパッドが100円で、家庭用ゲーム機のパッドが使い心地も悪いのに1000円以上するというのは納得がいかないというのが正直な所です。
基本的には、アーケードスティックには「慣れ」以外の部分でパッドに譲る部分は殆どありません。
自分がアーケードスティックに本格的に移行したのは高校生になってからですが、
今からパッドに戻る気にはならないというのが正直な感想です。
ただ、パッドのほうが良い点もゼロではないので明示しておこうと思います。
・値段が高い
諦めてくださいwコストパフォーマンスという点では実はいい勝負だったりします。
アーケードスタイルは丈夫ですし、どこか壊れても自分で修理が利きます。
・寝転がってプレイできない
当たり前ですね。
ゆるいスタイルの非アクションゲームならパッドで遊びながらポテチ食べたりするのも良いでしょう。
冬場ならコタツとのスーパーコンボも強力です。
・同時押し上限数の問題
やっとまともな理由ですw
人間の指の数に限界がある以上、左手をボタン押しに動員できるパッドのほうが良い場合というのは出てくる可能性があります。
ただしこれはプレイステーションスタイルのような左手を活用するボタン配置のパッドでないと有り難味がないでしょう。
アーケードスタイルが3ボタンまでの操作が快適な反面、4ボタン以上はやや難しく、6ボタン以上は困難なのに対し、
パッドは6-7ボタンまでなんとか対処可能です。
ただし、6ボタンをそれぞれ連打できるかと言われればNOですが…。
例えば、アーマードコアシリーズのようなゲームではパッドが無難でしょう。
注意点:アナログレバーやアナログトリガーについては、パッドの優位点にならない場合が多々あります。
アナログトリガーはただの2段階検出、レバーは2段深度32方向レバー程度にしか利用していないゲームが非常に多く、
ゲームの設定でいじれるならトリガーはボタン二つに分ける等したほうがレスポンスが良くなる等の事例は多々あります。
32方向レバーにしても、8方向に対してどの程度優位性があるのか怪しいゲームは非常に多いです。
また、本当にアナログ操作についてよく作りこんだゲームでは、フライトシム用のアナログ操縦桿タイプのコントローラーが良い場合もあることを付け加えておきます。
アナログデバイスがパッドであっても非常にコストパフォーマンスが悪いことも忘れてはならない点です。
PSのデュアルショックやWiiのリモコン(ポインティングデバイス)がゲーム性にどの程度貢献しているのかについては、
あまり評価できないというのが私個人の意見です。
正直普段ゲームを遊ばない人への客寄せパンダ的要素がメインではないかと。
自分の愛用のPC用ゲームパッドが100円で、家庭用ゲーム機のパッドが使い心地も悪いのに1000円以上するというのは納得がいかないというのが正直な所です。
デスレ陥落達成者のレバーの持ち方
2010年10月1日 アーケードスティック関連http://www.nicovideo.jp/watch/sm9539609
こんな人(…なのか?)も世の中にはいるそうです。(褒め言葉)
初心者…というか常人の参考にはならん気がするけど一応…。
中指と薬指の間・・・?
うちでお勧めしてるかぶせとは全く逆ですか…。
自分のRAPに手を置いて比較してみたけど、普段指が長いと他人から言われるKEMよりもさらに長い&デカイおててに見えるのですが…。
遊びの少ない光学レバーでも使ってるのだろうか?
(光学レバーって今でも生産してるとこあるんだろうか?昔導入しようかと思ったけど高くてやめた)
自分が使ってる安物のサンワレバーでは遊びが大きすぎてこの持ち方では反応しきれないと思った。
レバーの土台がうちは低いものを使ってるのも理由かもしれない。
低めじゃないと格闘ゲームのとき合わない人が出るから。
あと自分にはこんなに手首をひねるのは辛い。
こんな人(…なのか?)も世の中にはいるそうです。(褒め言葉)
初心者…というか常人の参考にはならん気がするけど一応…。
中指と薬指の間・・・?
うちでお勧めしてるかぶせとは全く逆ですか…。
自分のRAPに手を置いて比較してみたけど、普段指が長いと他人から言われるKEMよりもさらに長い&デカイおててに見えるのですが…。
遊びの少ない光学レバーでも使ってるのだろうか?
(光学レバーって今でも生産してるとこあるんだろうか?昔導入しようかと思ったけど高くてやめた)
自分が使ってる安物のサンワレバーでは遊びが大きすぎてこの持ち方では反応しきれないと思った。
レバーの土台がうちは低いものを使ってるのも理由かもしれない。
低めじゃないと格闘ゲームのとき合わない人が出るから。
あと自分にはこんなに手首をひねるのは辛い。
久々の更新
2009年10月26日 アーケードスティック関連あまりにジョイスティック関連の記事が人気が高いので独立したカテゴリにしました。
2台目のRAP2.SAかSEが欲しいんだけどホリストアに在庫ないんだよなぁ…。
2台目のRAP2.SAかSEが欲しいんだけどホリストアに在庫ないんだよなぁ…。
続・アーケードスティックの持ち方
2009年7月24日 アーケードスティック関連某有名格闘ゲームのwikiではワインを精密操作向け、かぶせを初心者にありがちで精密性に欠けると紹介されてた。しかしかぶせの写真がどうみてもかぶせでも握りでもなくて変形ワインだったw
自分の記憶では、ゲーメストに全国トップクラスのハイスコアラーの体験談で「最初ワインだったけど精密操作性に限界を感じてかぶせに矯正した」というのが載ったことがあったと。インタビューしてる方のコメントも、そういう人が結構いるという旨だった覚えがある。
自分が例えばシューティングで所謂チョン避けなんかをやる場合にはワインは不利だと思う。ストⅢのブロッキングなんかも同じような感覚じゃないだろうか。
まあ、なんといっても最終的には、個人の手の大きさとかにかかってくると思うので、情報を鵜呑みにせず、実際にレバーを動かしながら判断してもらうのが一番でしょう。
過去に同様の話題で書いた日記
http://83594.diarynote.jp/200904150545339258/
http://83594.diarynote.jp/200906031417357589/
自分の記憶では、ゲーメストに全国トップクラスのハイスコアラーの体験談で「最初ワインだったけど精密操作性に限界を感じてかぶせに矯正した」というのが載ったことがあったと。インタビューしてる方のコメントも、そういう人が結構いるという旨だった覚えがある。
自分が例えばシューティングで所謂チョン避けなんかをやる場合にはワインは不利だと思う。ストⅢのブロッキングなんかも同じような感覚じゃないだろうか。
まあ、なんといっても最終的には、個人の手の大きさとかにかかってくると思うので、情報を鵜呑みにせず、実際にレバーを動かしながら判断してもらうのが一番でしょう。
過去に同様の話題で書いた日記
http://83594.diarynote.jp/200904150545339258/
http://83594.diarynote.jp/200906031417357589/
pro.2SA
2009年6月17日 アーケードスティック関連PS2のジョイスティックがおしゃかになってしまったので奮発してホリストアでpro.2SAを買った。ちとボタン配置が窮屈な感じだがまあ我慢できる範囲。できればもっと大きくてゆったりしたモデルも作って欲しい。究極的にはパネルにいっぱい穴が開いてて、自分で配置を決めてボタンを嵌め込めるものが欲しいかな。そこまでしてくれるんなら自分は2万円くらいまでなら払える。
試運転に文花帖金閣寺。やはり最後の一枚が撮れないwそろそろ練習し始めて一ヶ月かな?2層式まではいけるのだが3層式は長くは持たない。Caveの2周目とかやる才能は自分には無いからなぁ。STG以外のゲームに色々と浮気してるしね…。
試運転に文花帖金閣寺。やはり最後の一枚が撮れないwそろそろ練習し始めて一ヶ月かな?2層式まではいけるのだが3層式は長くは持たない。Caveの2周目とかやる才能は自分には無いからなぁ。STG以外のゲームに色々と浮気してるしね…。
アーケードジョイスティックの持ち方について
2009年6月3日 アーケードスティック関連実は以前出したこの話題、かなり需要があったらしく検索の人気ワードになっております。自分も関心が高い話題なので、リンクを逆に辿って他の方の意見なんかも楽しませてもらっています。ところが結構、経験者の視点から見ると、「これは主観が入りすぎじゃないかなぁ」という意見や、「用語が間違ってない?」な記事があり、罠記事を掴まされてしまう人もいるのではという心配も同時にしています。(まあ私の記事が100%罠でない保証もしようがないんですけどねw)ただ、この話題は「個人差」を当然考慮しなくてはいけない話題でありながら、あまりその辺に触れている文章を見なかったのも心配になった理由です。選択は自己責任でお願いするとして、少しでも判断の材料になるよう情報を載せておきたいと思います。
・「握り」と「被せ」の違い
この二つは根本的に違う持ち方なのですが、混同している人が多いようなので注意が必要です。握りこぶしのなかにレバーを収めてしまうのが「握り」で、レバーの上に手の平をかざすように乗せるのが「被せ」です。手首のひねりが90度近く違うので操作感が全く違います。また、レバーの根本の部分をこぶしのどの指の間から出すかで微妙に変わってきます。「ワイン持ち」も握りの延長線上にあると解釈することもできます。有名なウメハラ氏の持ち方なんかは典型的な握りの亜種でしょう。
自分の考察では、指が短い、または手の平全体がサイズが小さい人は被せがうまくいかない場合があり、その場合握りにせざるを得ない可能性があります。逆に指が長い人は握りにしにくいでしょう。私の場合は小さいジョイスティックだとレバーを握った手の小指がボタンに届いてしまう場合まであります。(自分は一升瓶の側面を鷲掴みにできる程度に指が長いです。)また、日本ではほぼお目にかかれませんが、欧米式のアーケードレバーは先端がボールではなく、大きくて長い独特の形状をしているものがあるため被せが困難でやはり握りにせざるを得ない場合があります。
操作上の有利不利としては、自分の感想では持続力、精密性の二点で被せの方がほんの僅か有利、ワイン≪握り≦被せ という評価です。
・ワインの欠点
疲れてきても手をパネル(土台の部分)に下ろして休めないというものがあります。仮に下ろしてしまうと、手の甲、ないし中指~小指をべったりつけてしまううえに、ただでさえレバーの下の方を持っているのにさらにそれが下がるので、いざ超反応でレバーを倒さなくてはならないピンチがきた時に不利になります。(てこの原理、支点から離れるほど小さな動きで操作ができる)
また、手の平を上向きにする姿勢自体が、既に腕を基準位置からかなりひねっている状態なため、腕の可動範囲上無理がでる可能性があります。関節が柔らかい人には問題ないのかもしれませんが、私の場合はレバーの回転などで操作が円滑にいかない場合があり、疲れも溜まりやすいです。
・パッドとレバーの差はどの程度あるのか
以下の動作の速度と信頼性を自身で比較してみたら判断できると思います。
レバガチャ
レバー2回転
台湾ステップ
ボタン3つ同時押しを連打
ボタンAを速度1で押したり離したりしながらボタンBを速度2~3程度で連打
いずれも出来ないと明らかに不利になるレベルの操作ですが、パッドで出来るでしょうか?
・「握り」と「被せ」の違い
この二つは根本的に違う持ち方なのですが、混同している人が多いようなので注意が必要です。握りこぶしのなかにレバーを収めてしまうのが「握り」で、レバーの上に手の平をかざすように乗せるのが「被せ」です。手首のひねりが90度近く違うので操作感が全く違います。また、レバーの根本の部分をこぶしのどの指の間から出すかで微妙に変わってきます。「ワイン持ち」も握りの延長線上にあると解釈することもできます。有名なウメハラ氏の持ち方なんかは典型的な握りの亜種でしょう。
自分の考察では、指が短い、または手の平全体がサイズが小さい人は被せがうまくいかない場合があり、その場合握りにせざるを得ない可能性があります。逆に指が長い人は握りにしにくいでしょう。私の場合は小さいジョイスティックだとレバーを握った手の小指がボタンに届いてしまう場合まであります。(自分は一升瓶の側面を鷲掴みにできる程度に指が長いです。)また、日本ではほぼお目にかかれませんが、欧米式のアーケードレバーは先端がボールではなく、大きくて長い独特の形状をしているものがあるため被せが困難でやはり握りにせざるを得ない場合があります。
操作上の有利不利としては、自分の感想では持続力、精密性の二点で被せの方がほんの僅か有利、ワイン≪握り≦被せ という評価です。
・ワインの欠点
疲れてきても手をパネル(土台の部分)に下ろして休めないというものがあります。仮に下ろしてしまうと、手の甲、ないし中指~小指をべったりつけてしまううえに、ただでさえレバーの下の方を持っているのにさらにそれが下がるので、いざ超反応でレバーを倒さなくてはならないピンチがきた時に不利になります。(てこの原理、支点から離れるほど小さな動きで操作ができる)
また、手の平を上向きにする姿勢自体が、既に腕を基準位置からかなりひねっている状態なため、腕の可動範囲上無理がでる可能性があります。関節が柔らかい人には問題ないのかもしれませんが、私の場合はレバーの回転などで操作が円滑にいかない場合があり、疲れも溜まりやすいです。
・パッドとレバーの差はどの程度あるのか
以下の動作の速度と信頼性を自身で比較してみたら判断できると思います。
レバガチャ
レバー2回転
台湾ステップ
ボタン3つ同時押しを連打
ボタンAを速度1で押したり離したりしながらボタンBを速度2~3程度で連打
いずれも出来ないと明らかに不利になるレベルの操作ですが、パッドで出来るでしょうか?
STGや格闘ゲームがうまくなりたいという人へ
2009年4月15日 アーケードスティック関連かれこれ十数年もビデオゲームのファンをやっていると、沢山後輩が出来るものですが、いつも新しく入ってくる仲間に教えていることをここに書いてみようかと思います。ほら、春ですし。
この手のリアルタイム操作を要求されるゲームでは、まずは焦るな、結果を求めるなと云わざるを得ません。先輩ゲーマーは決して少なくない時間を経てその領域にいる訳ですから、文句を言う前に練習しろ、そして一日二日で結果を求めるなと。これを我慢できない性格の人はゲーム全般が辛いでしょうね。これは最低限スタートラインに立つために受け入れてもらわなければならない前提条件です。経験のない人にはにわかには信じられないかもしれませんが、かつてアーケードのSTGが全盛だったころは、経験豊富な人や適性の高い人は別にして、多くの一般ゲーマー達は半年から、下手をすると二年近い歳月をかけてエンディングを拝んでいました。ほぼ毎日練習してです。皆、新作が出て攻略中のゲームが撤去されるのを恐れていたものです。我慢強さと諦めの悪さが最大の武器となる世界だと思ってください。
二つ目に、操作に使うデバイスやその持ち方に気をつけろというのがあります。STGや格闘ゲームだと、「アーケードタイプのスティックをかぶせ持ち」が圧倒的にお勧めです。かぶせ持ちとはレバーの上に手の平の、人差し指の付け根辺りを乗せ、そのままレバーは握らず親指と中指を添える程度にして残りの指はそのまま下に、小指と手首で全体を支えるような感じにした持ち方です。もうこれは物理的な操作スピードの問題で、レバー入力を →←→ とか →ニュートラル→ 等とするスピードを実際に試してもらえば納得してもらえるのではないかと思います。指が長い人は若干有利らしいです。こうすると手首の筋肉だけでなく、手の平全体を使った精密操作や、ひじや前腕の筋肉を使った高速操作が可能になり、疲れが分散するので長時間遊んでも疲れにくくなります。上手い人は決して効率の悪い方法は選ばないものです。パッドや違う持ち方である程度できるようになったけど、限界が来て、辛い思いをして結局矯正したなんて話を何度も聞いているので、最終的にはこうなってしまうんだろうと私は思っています。
あとは、目が慣れてくるのを待てというところでしょうか。STGなら、慣れるに従って視野が広がり、所謂周辺視野での情報が把握できるようになってきます。こうなってからがSTGは面白いので、それまで諦めず頑張ってください。格闘ゲームだと、そのうち見慣れたアニメーションパターンでは最初の一コマ(1/20秒とか1/30秒の世界)に反応して情報が認識できるようになります。人間は最大で1/60秒の映像を認識できるようになるそうですから、訓練の成果は確実に武器になります。
たかがゲームではありますが、実際のところはスポーツや楽器の演奏みたいな物です。訓練すれば出来るようになりますし、出来ない人間からすると相当気持ち悪い芸当をやっているとよく言われます。
この手のリアルタイム操作を要求されるゲームでは、まずは焦るな、結果を求めるなと云わざるを得ません。先輩ゲーマーは決して少なくない時間を経てその領域にいる訳ですから、文句を言う前に練習しろ、そして一日二日で結果を求めるなと。これを我慢できない性格の人はゲーム全般が辛いでしょうね。これは最低限スタートラインに立つために受け入れてもらわなければならない前提条件です。経験のない人にはにわかには信じられないかもしれませんが、かつてアーケードのSTGが全盛だったころは、経験豊富な人や適性の高い人は別にして、多くの一般ゲーマー達は半年から、下手をすると二年近い歳月をかけてエンディングを拝んでいました。ほぼ毎日練習してです。皆、新作が出て攻略中のゲームが撤去されるのを恐れていたものです。我慢強さと諦めの悪さが最大の武器となる世界だと思ってください。
二つ目に、操作に使うデバイスやその持ち方に気をつけろというのがあります。STGや格闘ゲームだと、「アーケードタイプのスティックをかぶせ持ち」が圧倒的にお勧めです。かぶせ持ちとはレバーの上に手の平の、人差し指の付け根辺りを乗せ、そのままレバーは握らず親指と中指を添える程度にして残りの指はそのまま下に、小指と手首で全体を支えるような感じにした持ち方です。もうこれは物理的な操作スピードの問題で、レバー入力を →←→ とか →ニュートラル→ 等とするスピードを実際に試してもらえば納得してもらえるのではないかと思います。指が長い人は若干有利らしいです。こうすると手首の筋肉だけでなく、手の平全体を使った精密操作や、ひじや前腕の筋肉を使った高速操作が可能になり、疲れが分散するので長時間遊んでも疲れにくくなります。上手い人は決して効率の悪い方法は選ばないものです。パッドや違う持ち方である程度できるようになったけど、限界が来て、辛い思いをして結局矯正したなんて話を何度も聞いているので、最終的にはこうなってしまうんだろうと私は思っています。
あとは、目が慣れてくるのを待てというところでしょうか。STGなら、慣れるに従って視野が広がり、所謂周辺視野での情報が把握できるようになってきます。こうなってからがSTGは面白いので、それまで諦めず頑張ってください。格闘ゲームだと、そのうち見慣れたアニメーションパターンでは最初の一コマ(1/20秒とか1/30秒の世界)に反応して情報が認識できるようになります。人間は最大で1/60秒の映像を認識できるようになるそうですから、訓練の成果は確実に武器になります。
たかがゲームではありますが、実際のところはスポーツや楽器の演奏みたいな物です。訓練すれば出来るようになりますし、出来ない人間からすると相当気持ち悪い芸当をやっているとよく言われます。